資生堂BEAUTY SQUARE「BEAUTY LINK」

Launch 2020.08.08

2020年6月18日、資生堂が”ビューティを発見し・遊び・シェアする体験発信型スポット”として、原宿にBeauty Square(ビューティー・スクエア)をオープン。ワントゥーテンは、店内で常設されるインスタレーションのコンセプト開発から制作まで担当しました。

テーマは「BEAUTY LINK」
あらゆる「美」がここに集まり、様々なカルチャーとリンクしながら
循環していく場所であることを表現。
原宿の新たなランドマークとして機能し、様々な人がこの場所に集い、
新しい原宿の景色を作っていく。


インタラクティブコンテンツのベースとなる、様々なカラーで構成されたスフィアー(球体)のモチーフは、美の多様性を意味します。スフィアーと様々な形状のモチーフが関係を持ちながら絶え間なく変化していく様は、あらゆる「美」がここに集まり、様々なカルチャーとリンクしながら循環していく場所であることを表現しています。

インタラクティブのパートでは、様々なカラーのスフィアーの中に入った世界、つまり多様な美の個性そのものを映し出します。遊び心に溢れながらも、表現方法がひとつひとつ異なった美の個性に直接触れ合い、LEDの映像、キネティックライト、ムービングライト、音響、すべてが一体となった演出で五感を刺激し、その人自身が持つ美の個性を引き立てます。

キネティックライトはただの照明ではなく、美の多様性・個性を意味するスフィアーのデザインの一部であり、それぞれの色や動きが連携することで空間的な奥行きが感じられ、映像だけでは表現できない没入感と躍動感が生み出されます。連携に最適なデザインのサイズ、キネティックライトの動きの特性に合わせたモーションのつけ方等、実際に何度も繰り返し検証を行い、演出の調整に最も時間をかけました。

さらに、スフィアーとキネティックライトとの連携を高めるために、およそ15分に1度、BEAUTY SQUAREのロゴが表示されスフィアーとキネティックライトが完全にシンクロするパートを設けています。それがビジュアル・アイデンティティの役目を果たし、2つの関係をよりわかりやすいものにしています。

このインスターレションは、体験を極力シンプルにし、言語・年齢・性別を問わず誰でも簡単に体験できるように設計されています。

CREDITS

Client
株式会社資生堂
Production
株式会社ワントゥーテン
Design Direction
SHISEIDOクリエイティブ本部
Creative Director / Producer
丸山 研司(1-10)
Planner
古屋 成民(1-10), 武市 美穂(1-10),村井 佑己子(1-10)
Project Manager
森 江里香(1-10), 稲垣 雄史(1-10)
Director
矢吹 誠(TANGRAM)
Art Director
YOSHIROTTEN(YAR)
Designer
YAR
Technical Director
長谷川 洵希(1-10)
Motion Designer
川村 崇(1-10), 綿貫 岳海(1-10)
Installation Engineerr
長谷川 洵希(1-10), 綿貫 岳海(1-10)
Music
小野寺 唯

▼MAKING MOVIE
Cinematographer
和野花
Editor
市原 賢治
Music
小野寺 唯

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