OUTLINE
味の素㈱「ほんだし®︎」東海工場の新設に合わせて、
工場見学の体験設計及び、デジタル技術を導入したコンテンツの企画・制作を担当いたしました。
「知食エンターテインメント」をコンセプトに、プロジェクションによる没入体験や、タブレットを活用した回遊体験など、
インタラクティブ性の高いコンテンツによって、工場見学の体験をアップデート。
来場者の「食に関する知的冒険心」の育成に貢献しています。
本工場見学では『「ほんだし®︎」のヒミツを探れ』をテーマとし、来場者は新聞記者になりきって「ほんだし®︎」の魅力にせまり、
スクープした内容を新聞記事として持ち帰ることができます。
CONTENTS
▼ミッションムービー
工場見学の初めに来場者が体験するのは、工場見学の目的理解のための『ミッションムービー』です。
本ムービーでは「ほんだし®︎」新聞社の「カツオ編集長」が登場し、来場者を「ほんだし®︎」新聞社の特命記者に任命。
"「ほんだし®︎」のヒミツを解き明かす"という体験の動機付けを行い、
最後には工場見学での学びを新聞記事にするという、体験のゴールを伝えます。
さらに、工場で作られている「ほんだし®︎」とはどんなものなのか、その概要も伝えることで、
これから体験する工場見学への期待も醸成させます。
▼「ほんだし®︎」タイムズ
『「ほんだし®︎」タイムズ』は工場見学体験のキーとなる、専用タブレットを活用した体験コンテンツです。
ミッションムービーを見終えた「特命記者」たちは、クルーから『「ほんだし®︎」タイムズ』の取材ツール(専用タブレット)を受け取り、
まずは「ほんだし®︎」新聞社の「特命記者」として、記者団の名前や、自分たちの写真を撮影して登録します。
その後、体験の要所要所で撮影・取材していき、最後にはオリジナルの新聞記事『「ほんだし®︎」タイムズ』を作成。
工場見学での体験を家に持ち帰ることで、家族にも学びを共有し、振り返ることができます。
▼料理のなりたち
さまざまな料理が、どのような食材から成り立っていて、味の決め手に「ほんだし®︎」が使われているのかを、
カードゲーム的に楽しみながら紐解いていくデジタルコンテンツ。
テーブルに設置された肉や魚、野菜や調味料、そして「ほんだし®︎」などの、様々な食材カードの中から、
その料理に使われている食材を選びながら、10種類にも及ぶ料理を完成させていくことで、
様々な料理にとって「だし(ほんだし®︎)」は欠かせない存在であることを、楽しく伝えます。
▼3種のかつお節
「ほんだし®︎」の原料となる燻し分けた3種のかつお節。
その違いをクルーの説明と合わせて、没入感のある映像演出でみせていきます。
「浅いぶし」「深いぶし」「極深いぶし」、その3種のかつお節の違いを知ったあとは、
実際に見比べ、香りを体感し、「特命記者」たちは「ほんだし®︎」に隠されたヒミツを理解していきます。
▼「ほんだし®︎」ができるまで
カツオが海で獲られてからかつお節になり、さらにそれが「ほんだし®︎」になっていくまでのプロセスを、
視覚(映像)と聴覚(効果音)を刺激しながら伝えていくコンテンツです。
オノマトペ的表現を交えた映像や効果音を通じて、各工程の基本的な役割を理解し、
「ほんだし®︎」ができるまでの流れや工場の機能を楽しく知ることができます。
映像を見ながらクルーの説明を受けた後は、実際の工場ラインにてその様子を見学することができ、
「ほんだし®︎」が出来上がっていくさまを深く印象づけます。
CREDITS
- Client
- 味の素株式会社
- Agency
- 株式会社ワントゥーテン
- Production
- 株式会社ワントゥーテン
BUTTON INC.
株式会社ステップ
株式会社VOLVOX
株式会社シーダッシュ
- Staff Credits
- Producer
横田知子
Project Manager
松永聡司
Technical Director
真辺浩二
Planner
浦谷和生(BUTTON INC.)
Planner / Writer
岡田麻沙
Video Director
御幡駿
Art Director / Designer
伊藤良一, 庄司翔馬, 宮越晴香
Illustrator
坂能光希
Contents Engineer
廣居達也(料理の成り立ち)
谷郁弥(ほんだしタイムズ)
Back-end Engineer
富田良裕(ほんだしタイムズ)
System Integrator
下田裕幸
Product Developer
金子誠司(ほんだしタイムズ)
Business Producer
二之形昌弘
Copy Writer
水谷秀明(C-dash)
Sound Curations / Edit
株式会社ステップ
Cabinet Manufacturing
株式会社VOLVOX