「身体の動きによって、誰もが自由に音を奏でられるようになれば、どんな新しい遊びや文化が生まれるだろう」
ソニー株式会社がテクノロジーを駆使して今までにない新たな音楽体験として、
「身体感覚と音の完全なシンクロ」を目指して開発された、体の動きを音に変えるデバイス「MOTION SONIC」。
「人と音の関係をリデザインする」をコンセプトに、マイクと6軸センサーなどを組み合わせたアイテムで、
動作の軌道や緩急、揺らぎなどの情報を高精度に取得し、「カラダの動きを音に変える」「カラダの動きで音楽を操る」という、
2つの体験を「MOTION SONIC」は生みだします。
この「MOTION SONIC」の1年間に渡る開発の集大成として、SXSW2017のSonyブース「The WOW Factory」にて展示し、s**t kingzによる「MOTION SONIC」を使ったステージパフォーマンスも披露されました。
1→10ではこのステージパフォーマンスのデータビジュアライズ演出を担当しました。
ご依頼をいただき、演出を詰め始めたのが本番の3週間前。
SXSWでの「新たな音楽体験」は言語も関係なく、国籍も違う人たちが一緒に「楽しむこと」のできる、
素晴らしいパフォーマンスとなりました。
帰国後、渋谷MODIでのTouch&Tryイベントにもお声がけいただき、こちらも人足が途絶えることなく、
2日間無事終えることができました。
CANNES LIONS 2017
DESIGN部門(Sound Design): BRONZE
CYBER部門(Tanglible Tech): Short List
Spikes Asia 2017
Music部門(USE OF MUSIC TECHNOLOGY OR INNOVATION): Short List
ACC 2017
クリエイティブイノベーション部門 : Finalist
CREDITS
- Client
Sony Corporation
Agency
株式会社電通
株式会社電通LIVE
Production
株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン
Producer/Project Manager
横田知子, 高橋拓也
Visual Programmer
赤川純一
Art Director/Designer
中林保之
Pict Mortion Designer
小林諒
OtherStaff
Dot絵制作:大林巧
デバイス開発:山本製作所・Arque Inc.
サウンド制作:インビジブルデザインラボ
サウンドディレクター:Numb
デバイステクニカルディレクター: Katsuhiro Chiba
開発進行管理:藤原 惇