商業施設中央に位置する約635 ㎡の大規模吹き抜け空間を利用して、⾳楽と照明、映像をかけ合わせた新感覚参加型デジタルコンテンツをプロデュース
2024年9⽉24⽇に開業した広域集客型商業施設「エミテラス所沢」内の2F・3Fを貫いた広場「TOKOROZAWA e-CUBE」において、”集う””交流する””体験する”をテーマに、お客さまが毎日楽しむことができる参加型デジタルコンテンツの企画・体験設計からコンテンツ制作までのクリエイティブ全般の開発を実施しました。
楽しくカラダを動かしながら作り・奏でる新感覚コンサート体験
お客さまが演奏家となり、TOKOROZAWA e-CUBEのステージに照らされるカラフルなスポットライトの中に⼊ると、さまざまな⾳が重なり合い、賑やかな多重奏の⾳楽が⽣まれます。エミテラス所沢に集まった皆様が、その⽇、その瞬間しか作り出せない楽曲を楽しみながら体を動かして作り、奏でる参加型の⾳楽コンテンツです。
最先端のカメラセンサーとセンシング技術を活⽤
最先端のカメラセンサーとセンシング技術を活⽤して、体験空間内にいるお客さま全員の位置をリアルタイム検知。楽曲ごとに複数パターンの照明プログラミングを作成。点灯しているスポットライトの中にお客さまが入ったことを検知すると、照明の色に紐づいた楽器やSE音が重なるシステムを開発しました。
”演奏家気分を味わえる””ゲーム感覚で楽しめる”2種類のモードを用意
スポットライトの中に入ると、色によって異なった楽器の音色が重なる、演奏家気分を味わうことができる「プレイヤーモード」。動物の鳴き声や電車やオナラの音など楽しいSE音が重なる、ゲーム感覚で楽しむことができる「SEモード」の2種類のモードを用意しました。
6曲のパブリック・ドメインの名曲を、楽しく新しい楽曲にアレンジ
「大きな古時計」や「ウィリアム・テル序曲」などの名曲たちを、ロック風やテクノ、ゲームサウンドなどにアレンジすることで、”誰もが知っているけど、新しい”楽曲にアップデート。
視覚的にも楽しめる4種類の映像を超大型LEDビジョンに投影
アブストラクトなデジタルアート、3Dのピタゴラ装置、王様や動物たちの行進をモチーフとした4種類の映像を作成し、演奏に合わせて大型LEDビジョンに投影しました。スポットライトの中にお客さまが入ると、映像もインタラクティブに反応して、楽しく変化する仕組みとすることで、視覚的にも楽しいコンテンツを目指しました。
■ エミテラス所沢/施設概要
所沢らしさを育み、都市と郊外の2つの魅⼒を享受できる「所沢スタイル」を創造・発信する拠点として、株式会社⻄武リアルティソリューションズと住友商事株式会社が共同で開発した広域集客型商業施設。所沢市内初出店94店舗など、これまでエリアになかった多彩な店舗が出店。施設中央の大規模吹き抜け空間「TOKOROZAWA e-CUBE」では、今回弊社が制作した2種類のデジタルコンテンツをはじめ、スポーツやe-スポーツ、⾳楽イベントを開催し、集う、交流する、体験する、⾃分の時間を過ごすなど、さまざまな過ごし⽅を提供。
CREDITS
- CLIENT
- 株式会社西武リアルティソリューションズ
住友商事株式会社
- Production
- 株式会社ワントゥーテン
SYN株式会社
株式会社ナパリコ
Y2 LIGHTING DESIGN Co., Ltd.
- Business Director
- 二之形 昌弘
- Producer
- 鈴木 浩之
- Creative Director / Planner
- 村上 琢哉
- Art Directer
- 御幡 駿
- Technical Director
- 稲田 優太
- Project Manager
- 大森 奈央
- Designer
- コバタケ アスカ、上野 澪
ちゃんゆ、村井 昌子
- Visual Director / CG Directer
- 川村 崇
- Motion Director / Designer
- 西 沙霧、新福 健太
- System Integrator
- 下田 裕幸
- Engineer
- 稲田 優太、服部 匠
松井 朋毅
- Music Production and Sound Design
- SYN株式会社
音楽プロデューサー:芳賀 一之
ゼネラルマネージャー:芦田 健
- Lighting Design
- 株式会社ナパリコ
照明機材 : 山重 未来子
Y2 LIGHTING DESIGN Co., Ltd.
照明プランナー : 山下 裕子