TOKYO TIME TRAVEL SCOPE

ワントゥーテンイマジン/ワントゥーテンは、
平成30年（2018年）江戸から東京へ改称、東京府開設から150年の節目であることを記念し、
東京都が実施する「Old meets New 東京150年」事業において、
東京都庁南展望室にて明治時代の東京の風景をVR体験できる
双眼鏡「TOKYO TIME TRAVEL SCOPE」のハードウェア/ソフトウェアを開発・制作いたしました。

都庁展望室から見えるライブ映像をズームアップすると、
お茶の水「ニコライ堂」から見た明治時代の東京の風景をVR体験できます。

ライブカメラを使い、通常の双眼鏡としても利用できるほか、
過去の風景では、カメラを向けると現代に生きる私たちでも知っている、
有名スポットの名称や現代の住所が表示され、
東京都の歴史と街並みの変遷を自分ゴトとして実感していただくことができます。
また昔の道具らしさを残しつつも、
最新の技術を結集した展望鏡型VRデバイスのプロダクトデザインも企画/制作いたしました。
現在VR体験は幅広く普及しつつありますが、
使い古された昔の道具らしさを強調することで、初めてVRに触れたときのワクワク感を
より強調し、「伝統」と「革新」が共存する東京の魅力を改めて実感いただけるものとしました。

本コンテンツは「Old meets New 東京150年」事業の一環として東京都庁に展示され、
数多くの来場者にご好評をいただきました。